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Columコラム

2025/08/18

第9回:展示会スタッフ教育と現場対応のコツ

第9回:展示会スタッフ教育と現場対応のコツ

展示会の成功を左右するのは「ブースのデザイン」や「資料」だけではありません。
実は、来場者と最前線で接する スタッフの対応力 が、商談率や印象に大きく直結します。


よくある課題

  • せっかくデザインの良いブースを作っても、スタッフが立っているだけで声をかけない
  • 来場者への説明が人によってバラバラで、伝えるべきポイントが統一されていない
  • 休憩やスマホ操作でブースが「無人」に見えてしまう時間がある

これでは、どれだけ投資した展示会でも成果が出にくくなります。


成果を出すスタッフ教育のポイント

1. 声かけの「第一声」を決める

来場者にどう声をかけるかは、成果に直結します。
例えば:

  • 「○○にご興味ありますか?」 → NG(Yes/Noで終わってしまう)
  • 「展示会ではどんな情報を探されていますか?」 → OK(会話が広がりやすい)

2. 共通トークスクリプトを準備

全員が同じキーメッセージを伝えられるようにすることが重要です。

  • 製品の特徴を3点に絞る
  • 説明は1分以内で終わるようにする
  • 詳細説明は担当者にスムーズにつなぐ

3. 役割分担を明確に

来場者をスムーズに誘導できるよう、役割を分けましょう。

  • 呼び込み担当
  • プレゼン担当
  • 商談担当

4. 立ち姿と所作の基本

  • 立って待つ(椅子に座らない)
  • 手元に資料を持って準備しておく
  • 来場者と目が合ったら笑顔で会釈

「誰もが話しかけやすい雰囲気」をつくることが重要です。

5. 休憩時間のルール

「交代制で常に誰かがブース前に立っている」状態をキープ。
スマホ操作や無駄話は、来場者にとってマイナスイメージです。


まとめ

展示会で成果を出すためには、スタッフは“生きた広告塔”であると考えることが大切です。
教育や準備をしないまま現場に立たせるのは、広告を白紙で出すようなもの。

次回は「展示会後のフォローアップと成果最大化の方法」をお届けします。


✍️ 執筆:展示会を知り尽くしたプロチーム
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